国連安保理は4月25日、北朝鮮企業3社を安保理決議1718号による制裁対象とすることを決めた。国連加盟国にある3社の資産は凍結される。これに対し、北朝鮮外務省は安保理に謝罪を要求する声明を発表した。受け入れられない場合は核実験や大陸間弾道弾の試射を行い、軽水炉の建設を決めるという。
逆ギレして意味不明な言葉を口走っているようにしか見えず、思わず吹き出してしまう。核実験であろうとミサイル実験であろうと好きなようにやればよい。それ自体は他国に対する直接的な攻撃ではないのだから何の問題もないのだ。
制裁は宣戦布告とみなす、というなら北朝鮮にとって今は既に戦争状態だ。即座に軍を動員して在韓米軍に対する先制攻撃を始めなければならない。しかしそれはできないので大げさな言葉でごまかすしかない。この声明に現れているのは北朝鮮政府の強さではなく弱さだ。
アメリカ国務省のクリントン長官は、4月30日の上院歳出委員会で北朝鮮に対する1億ドルの経済援助について問われ、「北朝鮮が六ヵ国協議に復帰して核関連施設の無能力化を再開しなければ使わない」と答えた。北朝鮮はいずれ体裁をとりつくろってこの1億ドルに飛びつくだろう。
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