昨年12月に発表された国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)の報告書について、救う会事務局長の平田隆太郎氏がその内容を詳細に検討した論文「人口も食糧生産も水増し−北朝鮮の食糧統計」を発表した。おおまかな内容は以下の通りだ。
北朝鮮に対する経済制裁をもっぱら主張する救う会の中で、平田氏は北朝鮮の食糧危機に以前から関心を寄せており、炊き出しによる食糧支援を提案したこともある。食糧支援の必要性は認めた上で、それが支配層に横取りされない形での支援を提案したものだった。今回の分析も北朝鮮農業の問題点を具体的に指摘しており、参考になる点が多い。
昨年の北朝鮮農業は豊作だったという報道もあったが、国連機関は依然として食糧支援の必要性を訴えつづけている。しかし根本的な問題を放置したまま支援を続けるのは正しくない。国際社会に対して食糧支援を訴えるなら、それ以上の重みで北朝鮮に対して農業改革を要求するべきだ。問題点は以前から明白であり、どうすれば解決するかもハッキリしている。
このエントリーのトラックバックURL:
http://asiavoice.net/mt/mt-tb.cgi/336