朝鮮民主主義研究センター

2009年1月18日

昨年の北朝鮮農業は豊作

中央日報の記事によれば、昨年の北朝鮮の食糧収穫高は約470万トンだった。中国の対北朝鮮農業関係者が北朝鮮の農業省高官からそのように聞いたという。この数字は昨年12月に韓国の農村振興庁が発表した431万トンという推計値より多く、近年では最高水準となる。

国連食糧農業機関(FAO)は昨年12月に「北朝鮮の今年の穀物生産量は421万トンで穀物輸入分の50万トンを考慮しても、2009年10月までに83万6000トンが不足する」とし、食糧援助が必要だと訴えていた。しかし穀物生産量が50万トン多いなら不足分は33万6000トンになる。

繰り返し食糧不足を伝えてきたグッドフレンズのニューズレターも、先週の段階で「平安南道の全ての農場が昨年より多く穀物を収穫した」という当局者の話を伝えていた。この状況は一地域に限定されたものではなかったようだ。

83万トンの不足を指摘した際、FAOは「今年は天気が良かったにもかかわらず、北朝鮮は肥料と燃料不足を克服できなかった」という見解を示していた。しかし実際には近年で最高水準を達成できたのだとしたら、肥料と燃料の不足は問題ではなかったことになる。

いずれにせよ、豊作だったというのは間違いなく良いニュースだ。

今週の北朝鮮(2009/01/10-2009/01/16)
投稿者 kazhik : 2009年1月18日 08:05
コメント&トラックバック

なんか、貴サイトの情報の質が最近えらく低下しているように思います。「今週の北朝鮮」を見ても、素人でも探せる、見られるサイトばかり。長くネタ元にしていたデイリーNKの有料化で情報収集力が落ちてしまったのでは?デイリーNK月1000円は安いか高いか、その人の判断でしょうが、現状一番情報豊富でコラムや分析も充実しているのは事実。 kazhik さんもケチらずお読みになることを勧めます。

 さて、昨年の北朝鮮の穀物の作況が良かったのは事実のようですね。喜ばしい。しかし、問題は不足に加えて分配と流通にあるのですから、WFPや国連機関は、①国民に購買力を付けさせる②流通(市場)の自由化あるいは規制緩和させる 以上の二点の課題解決についてしっかり平壌と交渉してほしいです。北朝鮮の食糧問題の根幹は、「足りないから飢えているのではなくて、アクセスできないから飢えている」ことにあるのですから。

ボクレツのコメント(2009年1月20日 23:35)

「今週の北朝鮮」に集めている記事の掲載元は以前から「素人でも探せる、見られるサイトばかり」です。誰でも見れる記事だけを集める、という方針ですので有料サイトは使いません。

このブログの「情報の質」が低下したことに気づくほどの見識があるなら、北朝鮮政府の経済政策が「分配と流通」に関して最近ハッキリと変わってきていることもご存知ですね。国際機関に注文をつけるのは筋が違うのではありませんか。

kazhikのコメント(2009年1月24日 08:56)

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