グッドフレンズのニューズレターによれば、朝鮮労働党は農民に対する食糧の配給を減らして朝鮮人民軍への配給を確保するよう指示を出した。農民には3ヶ月から5ヶ月分だけ食糧を配給し、残りは軍が取るのだという。黄海北道沙里院市の農場管理委員会は「そんなことをしたら昨年と同様のことが起こる。農民たちが働きに来なくなる」と異議を唱えようとしたが拒否された。
今年の食糧生産は昨年より17パーセント増加した、という報道もある。豊作によって生じた余剰が軍の備蓄に回るのであれば大きな問題は生じない。しかし、実際にはそうではない。絶対量が不足している中、軍が生産の増加分を丸取りしようとしているだけだろう。
まるで朝鮮労働党が農民と軍の対立を煽ろうとしているかのようだ。これほど愚かな政策がほかにあるだろうか。金正日が病気になったことで体制統合のタガが外れ、あからさまな分捕り合戦が始まったようにさえ感じられる。
このエントリーのトラックバックURL:
http://asiavoice.net/mt/mt-tb.cgi/320