「開かれた北韓放送」の河泰慶氏と東京で会う機会があった。
彼がデイリーNKに書いた記事には何度かコメントしたことがあるので、直接疑問をぶつけてみた。北朝鮮の民主化を最終目標とするなら、改革開放を支援することを通じて民主化を促進しよう、というのではなく、民主化そのものを端的に主張したほうがいいのではないか、という点だ。
そこで彼が言ったのは、民主主義を政治的な意味で狭くとらえるのではなく、人民の自己決定という側面から経済的自由も含めて考えたほうがいいのではないか、ということ。また、改革開放で基盤がつくられていない状態で政治的に民主化が達成されても底が浅い民主主義になる、ということだった。フィリピンがその例だ。彼は"sustainable democracy"(持続可能な民主主義)という言葉を使っていた。
彼の主張にはもともとそれほど反対ではないので、なるほどと思う部分も多かった。1986年のフィリピンの民主化は劇的なものだったが、その後も経済的な支配構造は残ったままで、人民が解放されたとは言い難い面がある。それでも今の北朝鮮よりずっとマシなのだが。
そのほか、独島/竹島問題などについても意見を聞くことができた。見識が高い人だという印象をあらためて受けた。
経済と政治のシステムは不可分だろうから、なるほどと思う面はあるね。もう少し詳しい主張内容を知りたいところですが。
BORAのコメント(2008年8月10日 09:15)
河泰慶さんのコラムは「デイリーNK」にときどき掲載されます。先日聞いた内容は、いずれ彼が書くコラムにも登場すると思います。あるいは、既に書かれているかもしれません。
彼は日韓がナショナリズムをぶつけあう状況にも批判的でした。
kazhikのコメント(2008年8月14日 18:23)
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