韓国の人道支援団体「グッドフレンズ」が発行している週刊のニューズレターが100号に達した。人道援助の状況に限らず北朝鮮社会の様々な動きを伝えてくれる貴重な情報源だ。最近では当局が市場に対する統制を強めていることを繰り返し報告しており、今号でも政府が工業製品の売買を指定の商店に限定したことを伝えている。
この100号には特別に論説記事が掲載されており、ニューズレターを発行する趣旨が改めて説明されている。
我々にとって北朝鮮は依然として閉鎖的な社会だ。北朝鮮を理解する上で我々が直面する最も困難で緊急の問題は、限られていてときに歪んでいる情報だ。そこでグッドフレンズ北朝鮮研究センターは週刊の「North Korea Today」の発行を開始した。北朝鮮社会の客観的な像を読者に与え、北朝鮮に対する理解を深めて統一の努力に寄与するためである。
このニューズレターは「デイリーNK」ほど北朝鮮に批判的ではない。今年の夏には大飢饉が迫っていると主張して援助の必要性を訴えた。しかし最近の市場統制には「デイリーNK」と同様に批判的だ。今回の論説も「北朝鮮の人々は強い不賛成の声を挙げている」「反対の声はいつになく強い」と指摘している。一般市民の生活という観点に立ち、あるときは援助を訴え、あるときは市場統制を批判しているものと評価できる。このようなスタンスは信頼できるものだ。
残念なことに、このニューズレターには日本語版がない。誰かが日本語版の発行を担ってくれればいいのだが。
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