朝鮮民主主義研究センター

2007年10月28日

中朝鉄道紛争の真相

イギリスの経済紙The Financial Timesが、10月18日付の記事で、中国が北朝鮮向けの貨物列車を止め、WFPが援助食糧を遅れなくなっている、と報じた。北朝鮮が1800両の貨車を返すまで止める、とのことだった。「北朝鮮の人間は中国の貨車を分解してクズ鉄として売ってしまう」という中国の官僚の声も伝えられた。

いくら北朝鮮でも中国の貨車を勝手にクズ鉄にするだろうか、と首をひねっていたのだが、今週のデイリーNKの記事で謎が解けた。1980年代以降、北朝鮮は中国や旧ソ連から入ってきた貨車を国内の輸送に流用しており、使い回してクズ鉄同然になってから返却しているのだという。

この紛争は解決し、援助食糧の輸送は再開された。中国側の要求どおり1800両が返却されたとは思えない。何らかの合意が成立したのだろう。結果からみれば中国が北朝鮮に貨車を援助したことになる。おもしろい援助の形があるものだ。

今週の北朝鮮(2007/10/20-2007/10/26)
投稿者 kazhik : 2007年10月28日 16:00
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