国境なき記者団が発表した報道の自由度ランキングで北朝鮮が最下位を脱出した。2007年度のランキングではエリトリアが最下位となり、北朝鮮は168位。2002年のランキング開始以来はじめてのことだ。民間の報道機関はイサイアス・アフェウェルキ大統領によって消滅させられ、数名のジャーナリストが体制を批判したために投獄された、というのが理由になっている。
高世仁氏が指摘している通り、この順位変動が妥当かどうかは疑問だ。北朝鮮には民間の報道機関もジャーナリストも最初から存在しないのだから、それらが弾圧されている国よりひどい、と考えるべきだ。わかりやすいランキングだと思っていたのだが、今回の件で残念ながら信頼できなくなってしまった。
エリトリアは1993年の独立以来ずっと民主正義人民戦線(PFDJ)という政党が支配しており、合法政党は他に存在しない。しかし反政府勢力としてエリトリア解放戦線(ELF)など複数の政党がある。何もない北朝鮮に比べれば夢のような状況だ。北朝鮮もせめてエリトリア並みになってくれれば、と願わずにいられない。
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