朝鮮民主主義研究センター

2007年7月15日

福留貴美子さんの拉致をよど号グループが改めて否定

福留貴美子さんの拉致事件に関し、よど号グループがマスコミ各社に見解を送っていたという。

福留さんは1976年に日本を出国。1979年に高知の実家への手紙で「ある共産圏の国」にいると伝えてきた。その後1996年、ジャーナリストの高沢皓司氏の調査により、北朝鮮でよど号グループの一人である岡本武と結婚していたことが明らかになった。その報道を受け、彼らは「岡本と福留は1988年に土砂崩れで死んだ」と主張した。

日本政府は現在でも福留さんのケースを拉致とは認定していない。しかし高知県警は昨年12月に「救う会・高知」が国外移送目的略取容疑で提出していた告発状を受理した。今年3月には『AERA』の報道によって別の拉致事件と福留さんとの接点も明らかになった。よど号グループの見解はこの報道を受けてのものだ。

よど号グループによる拉致に関しては以前から救う会・神奈川が精力的に取り組んでいた。今回出された見解も救う会・神奈川の活動を「発端」としている。彼らの活動によってよど号グループが引きずり出された形となった。よど号グループによる拉致は、現在は日本国内に実行犯がいて、支援者のネットワークもあるという特殊なケースだ。拉致問題の全体像を明らかにするための突破口として最適と言える。ここに目をつけて精力的に取り組み、成果を挙げている救う会・神奈川に敬意を表したい。

拉致問題はまだ終わっていない。今後も新しい事実が出てくる可能性があり、被害者が帰ってくる可能性もある。

今週の北朝鮮(2007/07/07-2007/07/13)
投稿者 kazhik : 2007年7月15日 10:50
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