デイリーNKに政治犯収容所から脱出したシン・ドンヒョク氏のインタビュー記事が掲載されている。
北朝鮮の政治犯収容所は革命化区域と完全統制区域に分かれる。革命化区域の囚人は釈放される可能性があるが、完全統制区域の囚人にはその可能性はない。今まで収容所経験者として語った脱北者はすべて革命化区域の経験者だった。しかしシン・ドンヒョク氏は完全統制区域の経験者だ。彼は1982年に収容所内で生まれ、22年間生活した後、鉄条網を超えて脱出。そのまま脱北し、中国で一年半過ごしてから韓国に亡命した。
彼が14歳のとき、母と兄が脱出を試みて失敗し、公開処刑された。しかし彼は「母と兄が死ぬ姿を見た時も、悔しい、悲しいという感情はなかった」と語っている。収容所は親子の情さえ許されないところだった。というより、収容所は一般的に感情そのものが成立しにくいところだったのだという。収容所で生まれ育つとそこまで精神を破壊されるのか、と驚くしかない。彼は韓国に来てから鬱病と診断されており、まだ自由な生活に適応しきれていないようだ。
しかし救いもある。彼は収容所で出会った脱北経験者に外の世界のことを聞き、自分が暮らしているところが地獄のように思えてきたという。生まれたときから徹底的に押さえつけられてきた人の心でさえ変わる可能性がある、ということだ。それならば体制を変えようとする勢力が現れる可能性もゼロではない。
こんにちは。「日本とその隣人たち。」管理人のM. K. 里です。
>今まで収容所経験者として語った脱北者はすべて革命化区域の経験者だった。しかしシン・ドンヒョク氏は完全統制区域の経験者だ。
とのことですが、既に金龍氏が完全統制区域(平南・价川市第14号管理所(シン氏と同じ収容所)および平南・北倉郡第18号管理所)から脱走し、韓国亡命を果たしています。
下記のサイト
http://www.chosunjournal.com/yongkimtestimony.html
http://monthly.chosun.com/board/dataroom/databoardread.asp?idx=10&table=dataroom&cPage=2&boardtype=A
および、北朝鮮人権アメリカ委員会, デビッド・ホーク、北朝鮮隠された強制収容所 に証言が掲載されています。
M. K. 里のコメント(2007年7月28日 18:52)
M.K.里さん、ご指摘ありがとうございます。勘違いしていたようです。
kazhikのコメント(2007年7月29日 12:46)
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