今年6月に成立した拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律(北朝鮮人権法)により、12月10日から12月16日までが北朝鮮人権侵害問題啓発週間と定められた。
これに合わせ、北朝鮮の人権問題に取り組んでいる市民団体が連携して様々なイベントを行うことになっている。9日には先行イベントとしてRENKが李英和代表の講演会を行い、10日には北朝鮮難民救援基金と北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会が映画やDVDの上映とシンポジウムをセットにした丸一日のイベントを企画している。以後、16日まで様々な企画が続く。個人的には、1964年に公開された北朝鮮の宣伝映画『千里馬』を見ることができる10日のイベントが楽しみだ。この映画については『カルメギ』67号に高柳俊男氏の解説がある。
拉致や脱北者に関する報道は最近やや少なくなっている。問題そのものが一段落しており、新しい動きもないためだ。しかし全ての拉致被害者が帰還できたわけではなく、北朝鮮の人権状況に改善がみられたわけでもない。この一週間のイベントが多くの人々の注目を集めることができたらよいと思う。
中国在住の脱北者、97%が「帰国する意思ない」http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?NEws_id=712006120800300
この記事の中に、こんな数字が出てますね。
「脱北した動機については、経済的な理由が95%を占め、政治に対する不満や迫害は4%にとどまった。」
すでに出国した人の身の振り方は自由意思に任せるとしても、やはり経済問題を解決することが大事なんだと思いますが。
※ところで、先日からコメントを投稿しても反映されないようです。不具合なのか、あるいは私の投稿だけブロックされているのでしょうか?
nomadoのコメント(2006年12月11日 09:50)
コメントが反映されないのは迷惑コメントをブロックする機能に引っかかっていたためでした。最近は迷惑コメントがかなり多いので(日に数十件)、判定基準を厳しくしています。おそらく、URLを書くと迷惑コメントと判定される確率が高くなります。もう少し基準を緩めたほうがいいかもしれませんが、様子を見させてください。
本題について言うと、経済問題を解決するのが先決なのは言うまでもないことです。しかし脱北の動機の大半は政治でなく経済、というアンケート結果を「問題は政治ではなくて経済だ」と解釈するのは間違いでしょう。北朝鮮の場合、経済がおかしいのは政治がおかしいからです。統制経済が破綻しているのに市場経済を認めないから、生き延びようとする市民はヤミ市場に頼るか国外に出るしかなくなる。そんな政治を変えることが経済問題の解決と考えるべきです。
kazhikのコメント(2006年12月11日 19:55)
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