アメリカの国務省が「国際麻薬統制戦略報告」を発表した。北朝鮮に関しては「政府機関および高官が麻薬取引の収益を洗浄していること、マカオの金融機関を使っているフロント企業のネットワークを通じて米国紙幣やタバコの偽造を行っていることを示す実質的な証拠が存在する」と書いている。一方、北朝鮮外務省のスポークスマンは「すでに我々は米国側に対し、『偽ドル』問題を解決するために協力する、と告げている」と語った。金融制裁を解除するなら協力する、という姿勢だ。
北朝鮮の政府機関が本当に紙幣偽造を行ったのかどうか、証拠が示されないので分からない。北朝鮮側の言う「協力」の中身も不明だ。どちらの側も全面対決を避けたがっているように見える。この問題は交渉可能な問題なのだろう。北朝鮮側が形だけの再発防止を約束し、アメリカ側は金融制裁を解除する、という茶番で終わるのではないか。
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