朝鮮民主主義研究センター

2005年11月 5日

タイ人拉致が問題化

日朝協議再開に合わせ、拉致問題に関連して様々なニュースが出ている。蓮池薫さん、祐木子さん夫妻が北朝鮮で見た日本人について証言した、横田めぐみさんの夫は韓国人の拉致被害者だ、など。毎度おなじみの伝聞情報で、事実かどうかはわからない。しかし事実と考えてよさそうなものもある。チャールズ・R・ジェンキンスさんが著書で、アノーチャさんというタイ人がマカオで拉致され、北朝鮮で脱走米兵と結婚させられた、と明らかにした件だ。

アノーチャさんのケースはタイでも大きな問題になり、The Nationという英字紙には毎日のように記事が出ている。タクシン首相も「彼女を家に帰すために北朝鮮政府と交渉する」と言明している。相手は北朝鮮だから簡単ではないだろうが、無事に帰国して家族と再会できることを願うばかりだ。

帰国した拉致被害者やその家族が北朝鮮で見聞したことを語ってくれれば他の拉致被害者のこともわかってくるだろう、という期待は以前からあった。ジェンキンスさんの証言でやっと堤防の一角が崩れたわけだ。拉致被害者は韓国人と日本人だけではなく、拉致問題は国際社会の問題であることが明白になった。これは全ての拉致被害者の帰還へ向けての大きな一歩だ。日本政府はこのチャンスを逃さず、タイ政府とも十分に協力していくべきだと思う。

今週の北朝鮮(2005/10/29-2005/11/04)
投稿者 kazhik : 2005年11月 5日 09:44
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 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核開発問題について議論している第5回6カ国協議は、11月11日に北京の釣魚台迎賓館で全体会合を開き、議長声明を各国が承認して休会した。個別の懸案を解決するための「作業部会」設置については姓名には直接明記されず、次回協議再開後へ先送りされた。
 この6カ国協議は、基本的にはイラク侵略戦争=世界戦争路線を基本路線化しているブッシュ政権による北朝鮮(中国)侵略戦争のための反革命会議に他ならない。北朝鮮スターリン主義、そして究極的には中国スターリン主義を国際的に包囲・体制転覆する態勢作りを狙ったものだ。労働者階級を北朝鮮侵略戦争にかり出すためのものであり、労働者階級の国際連帯で粉砕しなければならない。

 米帝の姿勢は、一貫して北朝鮮の「検証可能かつ不可逆な核放棄」である。それは、世界一の軍事力と核兵器を持つ帝国主義であるアメリカによる戦争恫喝であり、圧力である。6カ国協議の主導権をあくまでも米帝のもとに置きつつ、韓国やロシア、日本帝国主義をとりこんで北朝鮮を包囲するものである。
 だから、北朝鮮への支援が前提となる「作業部会」の設置は、米帝にとっては絶対に認められない。
 米帝は、イラク侵略戦争とそのイランやシリアへの拡大の狙い、独仏との帝国主義間対立を激化させ、世界戦争をも辞さない構えだ。米軍の再編(トランスフォーメーション)は、米軍の質的強化を図り、対北朝鮮・中国シフトを狙うものだ。こうした一連の動きが、金正日スターリン主義体制をギリギリと追い詰めている。
 そういった場合、仮に北朝鮮が追い詰められて軍事行動を起こすことがあっても、それは帝国主義による侵略戦争であるということだ。ブッシュ政権は先制攻撃による体制転覆をイラクやアフガンで強行した。それ自体がスターリン主義諸国に圧力をかけている。しかし、北朝鮮や中国に対しては、戦争圧力を受けての「反撃」も含めた侵略戦争を狙っていると言えるだろう。

 そして、この6カ国協議に帝国主義としての利害をかけているもう一方の当事者が日帝だ。「拉致問題」を最大限に利用し、国内的にも戦争への衝動をあおっている。日帝もまた「拉致問題」を徹底的に利用し、経済制裁や戦争重圧を強めている。

 北朝鮮の核開発への衝動や「拉致問題」は極めて反人民的行為であるが、帝国主義による朝鮮半島の南北分断や軍事的・経済的重包囲が生み出した(呼び起こした)問題だ。北朝鮮の体制をイラク戦争のように外部から転覆することが、問題の解決ではない。イラクは解放されたのか?アフガンは解放され、「民主国家」となったのか?否である。

 今後の6カ国協議の動きは紆余曲折あるだろう。すんなりと問題が「解決」することはないだろう。決着は、南北朝鮮の革命的統一にある。それは、労働者階級による帝国主義戦争阻止の闘い、帝国主義の「属国」的存在である韓国政権の打倒、北朝鮮人民によるスターリン主義打倒の闘いにある。11・6集会で切り開かれた、日米韓労働者階級の国際連帯闘争こそが、社会を変革する原動力だ。

 帝国主義とスターリン主義による反革命的会議=6カ国協議を粉砕しよう。韓国労働者階級人民のAPEC首脳会議粉砕の闘い、非正規雇用立法粉砕のゼネスト闘争と連帯しよう。イラク反戦の闘いを、米韓の労働者階級と連帯して闘おう。

 日帝のアジア侵略を内乱に転化する、階級的労働運動の復権を勝ち取ろう。

6カ国協議の反革命性のコメント(2005年11月12日 01:14)

Kazhik氏の記事はMedia Literacyの欠如を表しています。
Jenkins氏は日本政府・公安の管理下にあるのですから、彼の発言は日本政府・公安の意思を表明したものでしょう。つまり、拉致問題を拡大し国交正常化を妨害しようとする勢力がJenkins氏に言わせているものであって、Jenkins氏が本当に体験したことであるとは思われません。

また、Jenkins氏の著書は矛盾点・疑問点が非常に多いため、公安が急いで書いたやっつけ仕事なのではないでしょうか。

検証厨のコメント(2005年11月14日 19:42)

ジェンキンスさんが「日本政府・公安の管理下にある」というならその根拠を示してください。「拉致問題を拡大し国交正常化を妨害しようとする勢力」とは一体誰のことなのか、具体名を挙げてください。「Jenkins氏の著書は矛盾点・疑問点が非常に多い」というならその箇所を全部列挙してください。

kazhikのコメント(2005年11月14日 22:18)

2chのどこかのスレッドがコピペされたので、削除しました。無断転載で、内容もひどいものでした。

kazhikのコメント(2005年11月17日 07:33)

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