朝鮮民主主義研究センター

2005年6月18日

ブッシュが姜哲煥と面会

韓米首脳会談が行われた直後、ブッシュ大統領が脱北者の姜哲煥と面会した。『平壌の水槽』を読んで感銘を受け、招いたという。

姜哲煥は「あなたが大統領なら、どのように北朝鮮を扱うか」と問われ、「脱北者問題、収容所問題、核問題の順に解決したい」と答えた。しかし、記事をみるかぎり、ブッシュは脱北者問題について何も発言していない。脱北者を強制送還している中国政府に対する批判の言葉はなく、昨年成立した北朝鮮人権法も話題になっていない。したがって、この対話を受けてブッシュ政権が具体的な政策を打ち出すかどうかはまだわからない。

しかし、ブッシュが脱北者と会ったということ自体、南北交流を進める盧武鉉政権と金正日政権に対する「人権問題を忘れるな」という強いメッセージと言える。さしあたってはそれで十分だろう。

それにしても、姜哲煥は日本で生まれた人だ。ブッシュより先に小泉が会ってもよさそうなものなのだが、小泉は姜哲煥どころか拉致被害者家族とすら会おうとしない状況だ。今後もまったく期待できないのは残念でならない。

今週の北朝鮮(2005/06/11-2005/06/17)
投稿者 kazhik : 2005年6月18日 10:31
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