一昨日、「とりあげないでわたしの学校!3.27枝川朝鮮学校支援トークとコンサート」というイベントに行ってきた。東京・枝川にある東京朝鮮第二初級学校のグラウンドで行われたコンサートだ。出演は朴保さん、鄭美英さん、李政美さん、東京重唱サークル・アエ、東京朝鮮歌舞団、そして東京朝鮮第二初級学校の生徒たち。そのほか、シネカノン代表の李鳳宇さんのトークや裁判の弁護団による報告があった。
裁判というのは、東京朝鮮第二初級学校を東京都庁が訴えたものだ。学校の土地の一部は東京都のものであり、土地使用貸借契約が切れた1990年4月以降は学校側が不法に占有している、したがって土地を返却して損害金約4億円を支払え、というのが東京都の主張。
契約が切れたのなら、新たな契約を結べばいい。実際、そのための交渉は続いていた。しかし2003年に東京都は交渉を打ち切り、提訴にふみきった。現に生徒がいる学校から土地を取り上げ、高額のカネを支払わせようとするのは、学校をつぶそうとするに等しい。朝鮮学校だからといって乱暴に扱ってよいはずはない。歴史的に妥当な線での和解が望まれる。
私は今回はじめて枝川に行ってみた。周囲は高層のマンションが建ち並ぶ整然とした街だが、学校の周辺だけは時間が止まったかのように古い家屋と狭い路地が残っていた。学校の校舎は古く、補修も十分に行われていないようだった。生徒の数も校舎の大きさに比べてやや少ないように感じた。裁判が決着しても課題は山積しているようにみえる。
私が今回のイベントに行ったのは李政美さんが目当て。この種のイベントでは彼女は必ず京成線を歌う。
顔も知らない ハルモニ、ハラボジ
いくつものアリラン峠越えて
辿り着いたこの町
京成線に乗って帰ろう
この町もまたふるさと
在日コリアンにとって、日本は外国ではなくて故郷。そんな心情をうたう名曲だ。日本人の側も、在日コリアンを外国人ではなくて同じ社会に住む市民と見ていくべきだと思う。
投稿者 kazhik : 2005年3月29日 21:08小池さんには珍しく、写真入り記事ですね。最近はブログでもギガ単位の容量制限のプロバイダーが増えたから、画像が増えてきました。でも、リサイズした方がいいんじゃないか、と人のブログ見て思うこともある。
ところで李政美さんは有名だけど、考えてみるとほとんど聞き込んだことがないな。「京成線」今度聞いてみたいですね。
BORAのコメント(2005年3月31日 20:33)
実は私がソウルで通っている語学学校ですが、日本人に続いて在日多いですね。在日でも、韓国籍もいれば帰化した人も多いです。日本の学校を出た人が多いですが、もちろん、民族学校出た人もいます。そういう人に接する機会が多いです。
いろいろ話を聞いて思ったのですが、もちろん、日本で勉強するのもいいけど、やっぱりネイティブな言語や文化を知ろうと思ったら、本国で学ぶのがいいと思いましたね。出来たら皆さん、そうしてほしいなあ、と。
何故か、日本にいる時に比べたら、こっちにいる方がこの手の問題に敏感になりますね。
sakochiのコメント(2005年4月24日 12:10)
★覚醒剤密輸で指名手配★下関朝鮮初中級学校の元校長「曹奎聖容疑者」の逮捕へご協力をお願いします!からのトラックバック(2005年7月27日 16:14)
このエントリーのトラックバックURL:
http://asiavoice.net/mt/mt-tb.cgi/121