北朝鮮で行われた公開処刑の映像がテレビで流れた。今月1日に会寧で行われたものと、2日に游仙で行われたものだ。多くの群衆の前で判決文が読み上げられ、会寧では11名の被告人のうち2名、游仙では2名の被告人のうち1名に死刑が言い渡された。死刑はその場で執行された。映像には対象者が銃弾を受けて倒れる様子も収められている。
公開処刑は1990年代には頻繁に行われていたが、国際社会の批判を受けたために最近は行われていなかったという。なぜ復活したのか。映像を入手したジン・ネットは「昨年末から、国境地域でいっせいに『非社会主義現象』との闘争という大きな政治キャンペーンが開始された」という事情を指摘している。
公開処刑が映像によって確認されたのは今回が初めてだ。今までは脱北者の証言しかなかった。このように映像が流出したことで、現地ではあらためて住民に対する抑圧が強まっていくことが予想される。次の公開処刑を行わせないよう、国際社会の強い圧力が必要だ。
ブログにコメントGood!orBad!からのトラックバック(2005年3月21日 11:25)
このエントリーのトラックバックURL:
http://asiavoice.net/mt/mt-tb.cgi/116