3/6の日本経済新聞が、自民党は北朝鮮人権法案の今国会提出を見送る公算、と報じた。脱北者を装って工作員が潜入する懸念がある、脱北者の受け入れ態勢が整っていない、などといった問題が出てきているそうだ。六ヶ国協議への影響を懸念する韓国政府が北朝鮮人権法案にブレーキをかけるよう要請している、という事情も指摘されている。3/8の毎日新聞の記事は、自民党は法案の今国会提出を見送る方針を固めた、とより明確に断定している。郵政民営化関連法案の審議日程に影響を与える可能性がある、脱北者を受け入れる韓国側の理解を得る見通しが立っていない、という理由が挙げられている。
残念というしかない。民主党は既に「北朝鮮人権侵害救済法案」を提出しているが、成立する見込みはほとんどなさそうだ。
工作員は摘発すればいいだけだし、受け入れ態勢はこれから整えればいい。郵政民営化が優先だというなら後回しでもよい。しかし韓国政府が反対しているらしいのは厄介だ。
先月ソウルで開かれた北朝鮮人権・難民国際会議について、レイバーネット日本が詳しく報じているのに気がついた。
市民団体の集会を他の市民団体が妨害するという異常な状況だ。韓国は北朝鮮の人権状況の改善にとって最大の障害になりつつあるようだ。
ブログにコメントGood!orBad!からのトラックバック(2005年3月12日 23:37)
はじめまして。草加さんのところからやってまいりました。小池さんの、従来の保守派とも革新派とも距離をおくとの姿勢、とても共感いたしました。この人権法案にしても、僕はスパイ防止法を制定した上で、是非とも通してもらいたかったです。スパイ防止法さえ成立すれば、難民受け入れにしてももっと積極的にできるし、人権国家として今後堂々とやっていけるのに、と思っております。今後ともちょくちょくお邪魔させてもらいますが、よろしくお願いします。
pontakaのコメント(2005年3月12日 23:48)
コメントありがとうございます。pontakaさんのブログは時々みています。
韓国が脱北者を受け入れる場合、最初に工作員でないかどうかチェックしていますね。日本が受け入れる場合も同じようにすればいいだけだと思います。
北朝鮮人権法はアメリカでは全会一致で成立したので、日本は無理ってことはないはず。「圧力カード」として出したり引っ込めたりするのではなく、人権状況そのものを見て論議してほしいものです。
kazhikのコメント(2005年3月13日 08:07)
彎曲していく日常からのトラックバック(2005年3月16日 07:13)
このエントリーのトラックバックURL:
http://asiavoice.net/mt/mt-tb.cgi/114