中国で65名の脱北者と2名の支援者が拘束された。人民日報は中国政府の立場をこう伝えている。「中国は『大使館駆け込み』や『学校駆け込み』を組織した『蛇頭』を法に基づき厳重に処罰していく。中国国内で摘発された朝鮮人不法入国者に対しては、中国は一貫して国内法・国際法・人道主義の原則に照らし、適切に処理している」。支援者に対しては厳罰、脱北者に対しては「国内法・国際法・人道主義の原則に照らし、適切に処理」ということだ。これまでの経緯からみて、後者は第三国経由の韓国行きを意味する。
気になるのは、この65名を集めた北韓民主化運動本部が「北朝鮮人権法の施行にあわせ、脱北者100人を集め外国公館への駆け込みを図り、中国政府の脱北者政策の変化を狙おうとしたが、中国側に連行されてしまった」と説明していることだ。脱北者を政治的に使い、失敗したということになる。これはまずい。「団体の公式方針とは関係のない、個人レベルでの活動だった」との説明もあり、同時に発表された団体としての公式声明も北朝鮮人権法にはふれていないが、脱北者の支援はもっと慎重にやってほしいものだ。
投稿者 kazhik : 2004年10月30日 08:28北朝鮮・チベット・中国人権ウォッチ−東北アジアの全ての民衆に<人権>の光を!からのトラックバック(2004年10月31日 09:21)
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